布団丸洗いの衛生的効果の調査結果

布団丸洗いは視覚では判断できない塵、ダニ、アレルギー物質、室細菌類などの除去に最適な衛生的効果があることが、調査により実証されました。

布団丸洗いの衛生的効果調査目的と調査項目

視覚のみでは確認できない目には見えにくい小さな塵類、ダニやダニアレルゲン、さらに小さな細菌類について、布団を丸洗いすることで、どの程度布団が衛生的になるのかを、証明することを目的に下記の項目について布団丸洗いの衛生的効果を調査しました。

布団表面の塵量変化
布団表面の塵が丸洗いで、どのように変化するのかを調べる。
布団表面のダニ相変化
丸洗いで表面のダニ相が変わるのか、あるいはダニ数が減少するのかを調べる。
布団中綿のダニアレルゲン量変化
布団の中綿に含まれるチリダニ科ヒョウダニ属の糞由来のアレルゲン量が、丸洗いで変化するのかを調べる。
布団表面および内部の細菌類の量的変化
大腸菌と黄色ブドウ球菌の菌数が丸洗いで減少するのかを調べる。
その他の変化
臭い、カビ、汚れ等が残留しているのかを人の目や鼻で調べる。残留塩分、タンパク質等は丸洗い後の布団表面を触って調べる触覚検査をする。

布団丸洗い実施による衛生効果の調査結果

布団表面の塵量変化

布団丸洗いで表面の塵量が約60%除去できることが調査で判明しました(表1)。
また、丸洗い後の復元工程で塵に吸引を行うことにより、全塵量で95%、細塵量で60%の減少率となりました(表2)。
布団表面の塵は就寝中に鼻から吸入する機会が多く、喘息や鼻炎を患っているアレルギー患者や体が弱っている人にとっては布団丸洗いは発病予防に効果があり、布団の塵はハウスダストと呼ばれダニと同程度のアレルギー活性があると報告されています。ハウスダストの中にはダニやダニの糞が含まれています。
布団の塵は細かいので、気管に入る可能性もり、主気管に入る粒子の大きさは10μm以下とされ、布団に付着したダニ虫体の毛や脚等、ダニの糞、細菌、カビの胞子などが睡眠中に吸入されますが、布団の丸洗いでそれらの多くが除去されると吸入される機会も減少します。
また、布団に掃除機をかけて除去できる塵量は表面塵量の50%が上限で、内部までは吸引力が及ばないため、布団の側地が特殊に細かいものでない限り、丸洗いの除去力には遥かに及びません。

布団丸洗い前後の塵量変化 布団丸洗い後に復元工程を付加した塵量変化

布団表面のダニ相変化

布団で見つかるダニはチリダニが殆どで(調査時点で全ダニ数の81.3%)、チリダニは人のフケやアカのような不飽和脂肪酸を含んだものを好んで摂取しチリダニはダニ虫体も糞もアレルゲンになります。
また、布団にはホコリダニも生息しており、主にカビを食糧にし喘息を発症させるアレルゲンになりますが、チリダニほどの活性はないので、現在は問題にされていませんが、丸洗いで除去できます。
布団丸洗い後のチリダニ減少率が34.0%なのは、ダニ虫体が布団の繊維に絡んで取れにくいからです(表3)。
ただし、ダニ虫体は粉々に壊れることはなく、毛や脚が取れるだけで、毛や脚は10μm以下の大きさになるので、殆どが丸洗いにより除去されています。
ダニ数をより少なくする場合には、丸洗い後の中綿の復元工程で吸引を行えば、より多く除去でき84%の減少率となりました(表4)。
なお、ダニが丸洗いの前に布団に生きて付着していても、乾燥工程を経ると全て死滅します。

布団丸洗い前後のダニ相変化 布団丸洗い後に復元工程を付加したダニ相変化

布団中綿のダニアレルゲン量変化

チリダニはダニ虫体よりもダニの糞の方が重要とされています。理由は以下の3つからです。

  • ダニの糞は小さく、気管に入りやすい。糞は乾燥すると粉々になり、ダニ虫体に比べると気管に吸入される率は高い。
  • ダニの糞量は多く、一匹が一生に約500個の糞をするので、塵中の99%以上は糞由来のアレルゲンになる。
  • ダニの糞はアレルギー活性が高い。吸入した場合には糞の方がアレルギー反応が起こりやすい。

以上の3つの理由から、ダニの糞は高率で除去されなければなりません。
布団丸洗い前に比べて丸洗い後では、約99%のアレルゲンが除去されています(表5)。ダニの糞は水溶性なので、水で洗うと流れ落ちるからです。
掃除機では布団表面のアレルゲン量を半減できますが、それ以上は除去できず、中綿のアレルゲンを掃除機では除去できません。
また、布団を加熱乾燥してもアレルゲンは分解されにくく、そのまま残ります。
従って、布団のアレルゲンを除去する最良の方法は布団の丸洗いだと言えます。

布団丸洗い前後のダニアレルゲン量変化

布団表面および内部の細菌類の量的変化

一日の三分の一の時間を過ごし、毎日約一杯の汗を含み、時には汚れた体で直接接触する布団は細菌の温床になりやすく、特に大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌等が布団では問題となります。
大腸菌と黄色ブドウ球菌を布団表面と内部の中綿にしみ込ませて接種し調査した結果、大腸菌の丸洗い後の菌数は10個以下が多く接種された大腸菌は99.999%が除去された結果となりました(表6)。
一方、黄色ブドウ球菌布団でも丸洗い後の菌数は10個以下が多く接種された大腸菌は99.999%となりました(表7)。
表面でも内部でも菌は何れも殆ど除去されており、99.999%以上の除去率でした。
菌類水に流れるので、洗浄工程で一部が流れ落とされ、残りは乾燥工程で死滅したと思われます。

布団丸洗い前後の細菌類の除菌効果

その他の変化

布団丸洗い後の布団では、表面はサラサラした状態で、塩分も除去され、臭いもカビ等も見られず、清潔感を実感できるのは、上記の調査と同じ程度に重要なことと思われます。

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